JaSST2011参加

2011/1/26、2日目だけ参加しました。
目的は、TDDライブを見たかったのが一番。
内容は細かくかけませんが、参加した感想を。。。


* TDDライブ

拡張型TDDということだったけど、プロダクトコード側をリファクタするような人なら、テスト側リファクタとか、レビューとかそれは普通にやることなんじゃないかという感じがした。
咳さんと同意見。
そもそも5つもパラメータを取るメソッドでいいの?と例題のプロダクト側コードに対してt_wadaさんからのツッコミあり。
あと年齢判定の条件もメソッド抽出するかな。


開発側はテストコードが仕様書になりコミュニケーションツールとなるが、受け入れ側とのツールとはならない、そこをどうするかというのは共感。受け入れテストのツールCucamberなどが底をカバーするというt_wadaさん。
受け入れテスト自動化ツールは使ったことない(Seleniumは違うよね?)けど、UIテストは基本書いている。(昔はWeb:selenium、今はWindowsForms:NUnitForms)


でも、自分がやってるようにテストの前提条件、データ、ファイルなどとテストの期待結果をうまくユーザーが可視化できるようにする方法はまだ試行錯誤中。
例えば1画面のテストをするのに、10テーブルのデータが必要なんだけど、そのデータ条件をどのように正しく顧客にわかるように伝えることができるのか?
いろいろ考えさせられました。



* MSのテスト支援ツールの話


さすがMicrosoft、VS2005からテストツールが含まれているのはなんとなく知っていたけど(4年間、開発から離れていたのでほとんと情報なし)、2010はすごい。
スタートメニュー→アクセサリ→電卓を起動して、手動テストした操作ををSeleniumIDEのように再生できる。なんじゃこりゃ。
障害があれば起票して、チケット?にテスト手順が自動で含まれ、テスト時のムービーも添付される。
MSの技術だけで開発するならこれはテスターまで巻き込んで是非やるべきだと思う。


うちの会社は規模が小さいし、MS技術オンリーではないからどうだろうというところだけど。

でも、まだまだたくさんある(テストしにくい)VB6.0資産(の回収要望対応)に対して、これで自動テストがかけるならなんとしても入れるべきだろう。思わずスピーカーのtomohnさんに確認してしまった。基本VB6.0は大丈夫だと思う。ただし、サードパーティコンポーネントなどはだめかも。とのこと。
UIオートメーションという技術らしい。全然知らなかった。。。このへんをもう少し調べよう。



* はやぶさの話


ここ数年、ぜんぜんテレビとか見れない人なのではやぶさ帰還のニュースも、ふーん。位でスルーしていたのでどんなことを成し遂げたのかしらなかったけどここで話を聞けました。
小惑星イトカワにバウンドしたとか。よく壊れなかった。


宇宙だと、地球上だとありえない故障が発生するらしい。ヤバイ、宇宙ヤバイ
でもそういうときでもリカバリできるように対策をうっておくとのこと。
衛生関連のソフトウェア開発はコーディング1に対して、テストが4〜5の割合。開発期間は1プロジェクト3年くらい。
求められる信頼性は違うが、うちの見積もりはコーディング1にテストは1未満かなぁ。実際はテストは1以上に長引いてしまっていると思うけど。リリース後の調査、対応などで。



* ふりかえり


2日間の各セッションのふりかえり。
基調講演は聞きたかったかな。



* パネルディスカッション


会場の人に意見を聞いて、それをまとめていくという形で進行。
モチベーションのない人に、テストを好きになってもらうには?という質問に対する、copelandさんの、配管に興味のない配管工」、「医療に興味のない医師」、「テストに興味のないテストエンジニア」。興味を持つように説得することに意味があるのか?という疑問はそれはそうなんだけど。。。
まあ、楽しそうに自分が仕事をするしかないかな。
最後は、みんなLove Test!ということで締め。
Dave ThomasのRubyKaigiでのスピーチをもう一度見てみたくなった。


開発をしないテスト担当者の方も相当数いたみたいで、アウェイ感もあって面白かった。
テストについては全然勉強もしていないので少しは本とか読んでみようかな。


あとデブサミなどもあるし、チャリダーな人向けのニッチな情報を一つ。
地下駐輪場はステッカーがないと撤去されるよと書いてあるけど、イベント参加に自転車できた人は止めて良いとのこと。
雅叙園の人に聞きました。でもほんとに撤去されないよね?