第4回スクラムプロダクトオーナー勉強会

参加してきました。
ワークショップ中心なので、メモはなく記憶を頼りに書きます。
(最後のKPTは写真とっとけばよかった・・・)


XPでagileを知ったのですが、Scrumについて全然しらずに今まで勉強とかしてませんでした。
が、

  • アジャイルサムライの他流試合のワールドカフェで隣になった方が@fullvirtueさんで、PO勉強会の主催者をされていた
  • ちょうと今の案件で要件を決めていくところで、いろいろな方の知見を吸収できればと思った。
  • 朝、電車の中てtwitter見てたらキャンセルが出て、1名参加できるとのことだった。
  • 続き物の勉強会だけど、途中参加でもフォローできるのでOKらしい。

という理由で当日参加を決めました。


18:45に浜松町のTISと言うことは、会社を定時の18:00にでても、普通に歩いてたらギリギリ間に合わない感じなので、会社から高田馬場までと浜松町からTISまでは軽く走った。18:06に会社を出て、TISついたのは18:52。


ほとんどがワークショップで手を動かす勉強会で、内容としては飲み会開催までの想定フローがあって、そのフローをもとにユーザーストーリーを作り、見積もりをする、という流れでした。


まず、やってしまったのが主賓、出資者の都合を聞いて、日付、予算、場所を確定してから参加者に参加可否を聞くというフローをちゃんとか解していなかったこと。
ふつう参加者の日程はきくよなーとかおもって、フローに外れたストーリーを作ってしまった。


あと本来は、ストーリーを書いた付箋の裏に、完了条件を書くはずだったのだけど表を書くだけでも時間に遅れ気味だったのでそこまで出来なかった。


そのあと、ストーリーのまとまり(Epic?)を整理してどこからリリースするかを決めた。
うちのチーム(チームの方の名前メモってませんでした。@amameciさんはインパクト強くて覚えてました)では、日付、場所確定と、参加者への参加確認の2つを優先させることに。
その2つのEpicのリリースを分けるか、まとめて1回にするかという話になって、周りの人はこれくらいの作業なら絶対量少ないからすぐできるし1回にまとめちゃえばいいんじゃない?という感じでしたが、Epicに優先度があるならその順にリリースしては?という意見を伝えて2回リリースにしてもらった。


その後プランニングポーカーで見積もり。
ちゃんと専用のカードが用意されてました。
ちなみに、実業務では100均のトランプの1,2,3,5,8,13でやってます。(ぱっとみほんとにトランプやってるように見られてしまうのが難点)
基準となるストーリーとポイントを決めて見積もっていくけど、どれもそれほど変わらないかんじで1〜3の間に全て収まった。あまりポイントが下に寄り過ぎると、規模の比較がうまく機能しないと思うのでちょっと失敗したかなと感じけど、チーム内の他の人はなるべく小さく揃えるようにしているという人もいました。
割と皆さんRailsでつくるならすぐできるから、この題材では小さいポイントばかりになるのはしょうがないといった雰囲気があった感じ。
後から自分が、受け入れテストは書く想定ですか?とか聞いて、そこで完了基準が共有できてないよねーとかいいう話に。


ある程度見積もりを終えて、KPTで振り返り。
個人的にはいろいろと課題を感じて(まあKPTだとだいたいそうなるのですが)Problemが多かった。

  • 完了基準(受け入れテスト内容)が共有できていなかった
    • (Try:見積もり対象のストーリーを絞ってでも完了基準を共有する)
  • 小さいポイントばかりで、基準となるストーリー、ポイント設定を誤った。
    • (Try:真ん中くらいのストーリーを5ポイントととする?)
  • 想定作業フローをちゃんと理解していなかった。
    • (Try:フローの読みあわせをする)

あと他の方からは

  • もう少しストーリーの価値について考えると良かったのでは

という意見もあり、これは今やっている実務で強く意識しないといけないよなーと思いました。
(年に2回しか使わないのに、凝ったメンテナンスの画面がほんとにほんとに必要なのか?)


いくらか時間が押して勉強会が終了し懇親会に。
懇親会の席も勉強会同様カードを引いて決めたのですが、右隣には勉強会マニアでレポート職人の@shinyaa31さんが。もちろんすでにさすがのレポートが上がってます。(XP祭りでも隣でしたがその時はまだレポート職人とは知らなかったです)
勉強会情報や仕事の状況などいろいろ話して、その後左にいた方とも話す。
その方はゲームを20人くらいのチームで開発していて、スクラムやってますとのこと。
20人て多いなー、と思って伝えたら、みんなからそう言われるけどそれしかやったことないから、という感じでした。でも朝会は全員参加で10分程度、タスク作るときとかは全員ではなくてその中でもチームごとみたいな感じでやっているとのこと。やはりみんな現場に合わあわせて工夫してるんだなーと思いました。
あとはゲームだと、仕様をきめるプランナーの人が同じチームにいるので、その点ではスクラムに適用しやすいのではという話もありました。業務システムだと、お客さんが要件をまとめる所がこれまた大変なのでその点は羨ましいな、とおもったり。
でも要件まとめるところもやりがいはあるとこだよなー、今回そこまで入り込めてないけど、と思ったり。


切り上げる直前くらいに、fullvirtueさんが今回の勉強会についての意見を募っていたので、完了基準がかけなかったことをお伝えして、23:00過ぎに切り上げて帰りました。
fullvirtueさん、関係者の方、参加者の方、どうもありがとうございました!!
次回も仕事調整して是非参加したいと思います。

最後にちょっと感想を付け加えときます。

  • 実業務で試行錯誤しながらやっているプランニングポーカーとか、ストーリーの粒度とかはそんなにぶれてはいない感じでちょっと安心した。(安心しても仕方ないですが)
  • 実業務ではストーリーを付箋とtracのチケットに入れていて、受け入れテスト内容にパターンが有る場合はチケット上にデシジョンテーブルのようなマトリクスで表現して入れているので、付箋の裏に全部かくのはちょっときびしいかなと思った